ファイル更新日:2022年12月22日
教育・就職
■少人数クラスシラバス■
●久保 仁
学部・大学院区分
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多・前期 |
時間割コード
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科目区分
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B類(講究) C類(実習)/Category B Category C |
科目名【日本語】
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統計・情報数理講究1 統計・情報数理講究2 統計・情報数理講究3 統計・情報数理講究4 統計・情報数理実習1 統計・情報数理実習2 統計・情報数理実習3 統計・情報数理実習4 |
科目名【英語】
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Semonar on Statistics and Information Science 1 Semonar on Statistics and Information Science 2 Semonar on Statistics and Information Science 3 Semonar on Statistics and Information Science 4 Practical Class on Statistics and Information Science 1 Practical Class on Statistics and Information Science 2 Practical Class on Statistics and Information Science 3 Practical Class on Statistics and Information Science 4 |
コースナンバリングコード
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担当教員【日本語】
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久保 仁 |
担当教員【英語】
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Kubo Masashi |
単位数
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B類4単位 C類1単位 |
開講期・開講時間帯
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前期課程1年春学期(講究1・実習1)
前期課程1年秋学期(講究2・実習2)
前期課程2年春学期(講究3・実習3)
前期課程2年秋学期(講究4・実習4) |
授業形態
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セミナー |
学科・専攻
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多元数理科学研究科 |
必修・選択
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選択必修 |
授業の目的【日本語】
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テーマ:情報源符号化 情報理論は1948年のC. E. Shanonによる「通信の数学的理論(A Mathematical Theory of Communication)」(1948年)によって始まる.この論文により情報の確率的特性に合わせて変換して効率のよい通信を行う情報源符号化(source coding)と,通信路の特性に合わせて信号を変換して効率のよい通信を行う通信路符号化(channel coding)という分野が生まれた.これらの分野は確率過程を用いて表現されるが,1990年代に韓・Verduらによってそれらを拡張した一般情報源,一般通信路という概念が提唱され,2000年代に入ってさまざまな研究が行われた. 本少人数クラスでは,一般情報源符号化をテーマとするための足掛かりとして,まずは古典的な情報源符号化理論について学ぶ.(次年度に一般情報現符号化に進むのが目標である.) |
授業の目的【英語】
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Theme: Source Coding Theory Information thoery, source coding and channel coding, began with a paper C. E.“A Mathematica Theory of Communication” (1948). In 1990s, Han and Verdu introduced general source and general channel. In this seminar, we study theory of classical source coding. It is an application field of theory of stationary process. In the next year, we plan to theory of source coding for genral sources. |
到達目標【日本語】
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基本的な概念を理解し,自分で適切な例を考えたりできるようになる.セミナーで発表することにより,数学におけるコミュニケーション能力を身につける. |
到達目標【英語】
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To understand basic notions and to be able to find suitable examples. To obtain an ability to express mathematical ideas through presentations. |
授業の内容や構成
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授業は輪講形式で, 毎週1回2コマ連続で行う. |
履修条件
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大学の確率論の基礎について学んでいること. (確率空間, 確率測度, 確率変数, 確率過程など) 定員超過の場合は, 面談に来た学生を優先する. それでも決まらない場合は面談内容に応じて教員が決定します.
このセミナーは日本語で行われます. This seminar is conducted in Japanese. |
関連する科目
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微分積分学, 確率論. |
成績評価の方法と基準
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毎週行われるセミナーへの参加状況と発表内容をもとに総合的に判断を行う. |
教科書・テキスト
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Thomas M. Cover and Joy A. Thomas, Elements of Information Theory 2nd ed., Wiley-Interscience, 2006. |
参考書
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韓太舜・小林欣吾, 情報と符号化の数理, 培風館, 1999. Han Te Sun, Information-Spectrum Methods in Information Thoery, Springer, 2003. (次年度のテキスト) |
課外学習等 (授業時間外学習の指示)
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自分の担当でない部分についても自発的に学習を進めること. |
注意事項
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特になし. |
質問への対応方法
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コロナ禍のためテレワーク中なので,オフィスアワーは設定していない.メールで連絡をとること. |
他学科聴講の可否
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否 |
他学科聴講の条件
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レベル
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2 |
キーワード
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情報源符号化,データ圧縮,レート・歪み理論,ユニバーサル符号,定常過程 |
履修の際のアドバイス
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必ずしも履修する必要はないが,大学院の確率論の講義は受講すること. |
授業開講形態等
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原則として対面で行う. |
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
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