ファイル更新日:2022年12月22日
教育・就職
■少人数クラスシラバス■
●植田 好道
学部・大学院区分
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多・博前 |
時間割コード
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科目区分
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B類(講究) C類(実習)/Category B Category C |
科目名【日本語】
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関数解析講究1 関数解析講究2 関数解析講究3 関数解析講究4 関数解析実習1 関数解析実習2 関数解析実習3 関数解析実習4 |
科目名【英語】
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Seminar on Functional Analysis 1 Seminar on Functional Analysis 2 Seminar on Functional Analysis 3 Seminar on Functional Analysis 4 Practical Class on Functional Analysis 1 Practical Class on Functional Analysis 2 Practical Class on Functional Analysis 3 Practical Class on Functional Analysis 4 |
コースナンバリングコード
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担当教員【日本語】
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植田 好道 |
担当教員【英語】
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UEDA, Yoshimichi |
単位数
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B類4単位 C類1単位 |
開講期・開講時間帯
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前期課程1年春学期(講究1・実習1)
前期課程1年秋学期(講究2・実習2)
前期課程2年春学期(講究3・実習3)
前期課程2年秋学期(講究4・実習4) |
授業形態
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セミナー |
学科・専攻
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多元数理科学研究科 |
必修・選択
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選択必修 |
授業の目的【日本語】
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広義の作用素環論を学ぶ.作用素環論あるいは関連する話題に関して準備が足りている人には個別研究指導を行う. |
授業の目的【英語】
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You learn operator algebras in broad sense. If you already knew operator algebras or other related topics well, I would like to support your own research individually. |
到達目標【日本語】
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(1) 抽象論を超えた作用素環論の標準的なことを理解する. (2) (準備が足りている人は)研究成果に繋がる糸口を見出す. 受講生によって到達目標が異なります. |
到達目標【英語】
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(1) Understand theory of operator algebras well (beyond its abstract part). (2) Find a clue to your actual research (if you understand necessary materials well). |
授業の内容や構成
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数学的内容: (1) の場合:教科書欄にある教科書を輪講します. (2) の場合:これはオプションで,臨機応変で各人に最適化した内容になります.
実施方法: 標準的なセミナー形式でテキストを読み進めます.頻度は,週に1度,1,2名が分担部分を1時間半~2時間で説明するのが目安です.深く理解して進むという前提の下,可能な限り早く終える.最悪でも年内に読み終えることを目標とします.以上は到達目標 (1) の場合で,(2) に該当する人への研究指導は個別に(おそらく不定期に)行います. 長期休暇も受講生がセミナーの継続を望む場合は,私の都合がつく範囲でセミナーを継続します.また,受講生の関数解析を含む解析学の知識が初歩に留まっている場合は教科書を読むのはおそらく困難ですが,少人数クラスの内容を変更しません.
テキストについて: 作用素環の教科書は今では色々ありますが,今回は出版されたばかりの基礎から書いてあるものを選びました. |
履修条件
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本少人数クラスで使うテキストが要求している知識を既に有していること. |
関連する科目
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微分積分,線形代数,一般位相,複素関数論,ルベーグ積分,フーリエ解析,関数解析,を扱う科目の知識が使われます. |
成績評価の方法と基準
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発表やレポートの内容等により総合的に評価します. |
教科書・テキスト
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Lars Tuset, Analysis and Quantum Groups, Springer 4章までは普通の関数解析なので,5章辺りからを考えていますが,受講生次第です.量子群の部分をやるかは受講生の興味次第です.この本は到達目標 (1) に対応するものですが,同レベルの別のものを選択する可能性があります.到達目標 (2) は教科書は用いない. |
参考書
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日合文雄・柳研二郎,ヒルベルト空間と線型作用素,オーム社. G. Murphy, C*-algebras and Operator Theory, Academic press K. Davidson, C*-Algebras by Example, AMS. R. Kadison and J. Ringrose, Fundamentals of Theory of Operator Algebras, vol.II, AMS. 以上は到達目標 (1) に対応するもの. |
課外学習等 (授業時間外学習の指示)
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毎週のセミナーの準備に十分時間を費やしてください.また,セミナー外で,同期・先輩学生と一緒に学ぶのもよいですね.求められればその題材の助言をしますし,自主的な読み進めているもの,同期・先輩と読み進めているものに関する質問にも対応します.なお,少人数クラスとしてその種の自主学習を強制しませんが,推奨はしています.自主的に学ぶのは楽しいことです. |
注意事項
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大学院ですからかなり勉強をしてもらいます.輪講であってもテキストすべてを各自で精読しノートを作成して学ぶ必要があります.自分が発表するところだけ精読するというのではいけません. |
質問への対応方法
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emailでまず連絡してください. |
他学科聴講の可否
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不可 |
他学科聴講の条件
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レベル
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3 |
キーワード
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作用素環論 |
履修の際のアドバイス
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メールで問合せください.希望調査回答前に問い合わせおよび相談がない場合は,指導するのは困難です. |
授業開講形態等
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NUCT等にて連絡する. |
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
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