ファイル更新日:2024年01月10日
教育・就職
■卒業研究シラバス■
●永尾 太郎
学部・大学院区分
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理学部 |
時間割コード
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科目区分
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専門科目 |
科目名【日本語】
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数学研究 |
科目名【英語】
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Undergraduate Seminar |
コースナンバリングコード
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担当教員【日本語】
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永尾 太郎 |
担当教員【英語】
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Taro Nagao |
単位数
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6 |
開講期・開講時間帯
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春 水曜日 3時限 春 水曜日 4時限 |
授業形態
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セミナー |
学科・専攻
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数理学科 |
必修・選択
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選択必修 |
授業の目的【日本語】
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「テーマ」統計力学の数理 微視的な原子・分子の動力学と巨視的な物質の熱現象を結びつける統計力学は, 現代自然科学の根幹をなすものであり, 自然への探求心を涵養し独創的で柔軟な思考力を育成するために適した題材である. 統計力学の学習を通じて, 自然現象の理解において数学が果たす役割りを実感してもらいたい. |
授業の目的【英語】
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Theme: Mathematical theory of statistical mechanics Purpose of this course: Realizing the role of mathematics in the understanding of nature. |
到達目標【日本語】
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微分積分や確率論などの数学的側面の理解を深めながら, 統計力学についての基礎知識を習得し, 適切に述べられるようになる. |
到達目標【英語】
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Gaining the basic knowledge of statistical mechanics, along with understanding the mathematical aspects. |
授業の内容や構成
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前半は, 題材となる文献を選び, 輪講形式で読むことを予定している. 後半は, 参加者の興味に応じて, より発展的な文献を読めるようになることが望ましい. |
履修条件
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定員超過の場合の選考方法としては, 話し合いにより分属者が決まることが望ましいが, 学業成績や履修状況などを考慮することもあり得る. 数理学科の学部3年生までの講義内容を理解していることに加え, 物理学に興味があることが望ましい. This course will be taught in Japanese. |
関連する科目
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数理学科の学部3年生までの講義全般に関連する可能性がある. |
成績評価の方法と基準
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発表, 議論, 提出物から総合的に判断する. 統計力学についての基礎知識を習得し, 適切に述べられるようになることを合格の基準とする. |
不可(F)と欠席(W)の基準
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履修取り下げ届が受理された場合は「欠席(W)」とする. |
教科書・テキスト
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題材となる文献としては, 例えば, 高橋康 著, 統計力学入門 愚問からのアプローチ, 講談社 田崎晴明 著, 統計力学I, 培風館 などが考えられる. 参加者の希望次第では, より高度な文献に取り組んでもよい. |
参考書
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必要に応じて紹介する. |
課外学習等 (授業時間外学習の指示)
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講義の前に, 題材となる文献を読んでおくこと. |
注意事項
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連絡すべきことがある場合には, TACT の授業サイトに掲示するか, 電子メールを送る. |
質問への対応方法
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講義時間外に質問をしたいときには, 事前に電子メールにより連絡することが望ましい. 分属に関するオフィスアワーについても, 電子メールにより事前に予約すること. |
他学科聴講の可否
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不可 |
他学科聴講の条件
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該当なし |
レベル
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2 |
キーワード
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統計力学, 平衡状態, 正準集合 |
履修の際のアドバイス
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自分で考え, 自分の言葉で述べることが大事である. |
授業開講形態等
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対面授業を予定している. 変更がある場合には, TACT の授業サイトに掲示する. |
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
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遠隔授業は予定していない. 変更がある場合には, TACT の授業サイトに掲示する. |
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