ファイル更新日:2012年05月25日
研究情報
■学術交流■
●韓国高等科学院との学術交流協定
大学院多元数理科学研究科は,2004年2月26日(木),浪川研究科長と韓国高等科学院(以下KIAS)教授部長Hyo Chul Myung教授が学術交流協定書に署名し,同協定を締結しました.
KIASは1996年10月1日に基礎数理科学の育成を目的に韓国の科学技術省によって設立されました.現在は,数学,物理学,計算機科学の3部門で構成され,毎年数々のワークショップを開催し,年間200名あまりの訪問研究者を迎えるなど,国際的な研究所として活発な活動を行っています.
KIASと多元数理科学研究科の間では,代数幾何学における共同研究をはじめとした相互の研究者の交流が活発に行われてきました.平成14年度には,代数幾何学をテーマとした韓日共同の研究集会を開催し成功をおさめました.これを機会に代数幾何学に限らず広い分野での相互交流が望ましいと両者間の合意がなされ,締結に至ったものです.
今回の学術交流協定の締結により,研究者の交流,学術資料・情報の交換,研究集会の共同開催などを通して,数理科学分野における学術交流がさらに拡充され,両国における研究の発展につながることが大いに期待されます.
左からKIASのJongHae Keum教授,Hyo Chul Myung教授部長 本研究科の浪川幸彦研究科長,金銅誠之専攻主任
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