ファイル更新日:2008年10月09日
社会連携
■ホームカミングデイ■
●第4回名古屋大学ホームカミングデイにおける多元数理科学研究科での催し
- 日時
- 10月18日(土) 10:00〜11:30
- 会場
- 名古屋大学東山キャンパス 理1号館 509講義室
- プログラム
- お問い合わせ先
- 楯 辰哉 准教授
電話: 052-789-2833, 5577 EMAIL: tate (at) math.nagoya-u.ac.jp
講演会 (10:00〜10:55)
- 対象
- 一般
- 講演者
- 宇澤 達 (多元数理科学研究科 教授)
- タイトル
- 「数学の言葉でいうと」
- 概要
数学は天文学と並ぶ歴史の古い学問です.シュメールの粘土版には紀元前3000年くらいから数が記されています.現在の時間の表示(60秒=1分,60分=1時間)などのもとになっている60進法,位取りの概念などもその頃からありました.
その当時から数学は,測量,天文,経済の問題を記述するために発達してきたのです.この話では,このような歴史を振り返りながら,現在の数学がどのような現象を記述できるのかといった話をしたいと思います.
その中で,
- 数学はなぜこんなに強力なのか?
(物理学者のウィグナーが“The unreasonable effectiveness of mathematics”といったことに対応します)
- 数学脳はあるのか?
(アインシュタインはしばしば言語ではなく,筋肉感覚に相当するもので数学を考えるといっています)
- ファイナンスで数学が役に立つというけどなぜ?
(いろいろ前提があります)
- 数学は役に立つけどなぜ数学者は役に立たないの?
といった問題に触れながら数学をもっとみじかにするお手伝いをしたいと思います.
保護者懇談会 (11:00〜11:30)
- 対象
- 理学部数理学科学生,大学院学生の保護者
- 内容
- 理学部数理学科,多元数理科学研究科の教育,研究概要,就職・進学状況等の説明・質疑応答
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