ファイル更新日:2007年12月07日
社会連携
■第13回名古屋大学理学懇話会■
●超弦理論の数理
ポスター [PDF/95KB]
- 日 時
- 2007年6月16日(土) 13:30〜16:00 (開場12:30) [終了しました]
- 会 場
- 名古屋大学野依記念学術交流館カンファレンスホール
- 入 場
- 無料
- 内 容
- 超弦理論は,重力や電磁気力などの素粒子の相互作用を統一する物理学の理論であるが,双対性などを通じ数学としても大変興味深い.本講演では,その超弦理論の物理的および数学的魅力を2人の研究者がやさしく紹介する.
- プログラム
講演1 |
「弦と素粒子」 |
杉本茂樹 (名古屋大学大学院理学研究科准教授) |
講演2 |
「驚きの双対性 — 鏡の国のゲン」 |
菅野浩明 (名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授) |
アブストラクト 超弦理論は重力を含む素粒子の相互作用を統一する有力な理論である一方で,最近20年間にわたり,現代数学の最前線にも大きな衝撃を与え続けています.超弦理論には様々な双対性があって,それによって数学の難問題や既存の概念に思いも寄らない関係が見いだされているからです.この講演では,物理法則の“統一理論”が一見異なる数学的問題をいかにして結びつけるのか,ニュートン力学と微分積分学の関係を例にとって紹介し,超弦理論から自然に導かれる新しい数理的視点の様子を伝えたいと思います. |
- 主 催/問い合わせ
- 名古屋大学理学部 大学院理学研究科広報委員会
TEL: 052-789-2394 (理学部庶務科)
懇話会終了後,高校生を対象に,「超弦理論」に取り組む研究者を囲んで,今日の講演や科学についてあれこれとおしゃべりをするサイエンスカフェを開きます.参加費は300円.お気軽にご参加ください.
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