次に裾確率についての両者の差に注目する.これについては Kullback-Leibler の divergence が 最適解の裾確率の減少率と一致するので, spin のときと同様の結論を下すことはできない. Kullback-Leibler の divergence の他に, 類似度の注目する方法なども考えることができる. その他, boson の場合と同様に今導いた 最適測定の許容性については未解決である.