2002年度数学基礎論サマースクールの案内(最終版)

注意:本スクールはすでに終了しています。

数学基礎論サマースクールは、年一回夏に開催されています。毎年テーマを決めて、その道の専門家の方に講師としてお招きして、大学院生など専門家でない方々を対象とした入門的な講義をしていただいています。

今年のテーマ

実数の集合論

連続濃度の本質を、実数直線の位相構造や測度構造に関連して現れるいろいろな点集合の無限組み合わせ論的性質を通して理解しようとする研究は、「実数の集合論」と総称され、今日の公理的集合論の主要なテーマの一つとなっています。

本スクールでは、基数不変量、Cichon's Diagram など実数の集合論の入門的な話題についての講義を行う予定です。

基数、順序数、超限帰納法など集合論の基本的な概念の解説から始めていただく予定ですので、初心者の方にもお気軽に聴いていただけます。

期間

7月26日(金)午後3時50分頃から7月29日(月)午前11時頃まで (スケジュール)

場所

名古屋大学情報文化学部 2A 講義室 (会場へのアクセス)

宿泊情報(by 渕野さん)

講師

この分野で最先端の研究をされている次の三人の方に講師を引き受けていただくことになりました(敬称略)。

幹事:吉信 康夫 (名古屋大学大学院人間情報学研究科)

このページの作成者:吉信康夫
最終更新:2005年5月19日