レポートの提出期限は2019/1/11 (金)です.
Hall代数とMacdonald理論
この集中講義のテーマは、 楕円曲線のHall代数に基づいた Macdonald対称函数の理論の入門です.
Macdonald対称函数は現在では様々な分野に現れる特殊函数です.
通常, Macdonald対称函数は
直交函数系ないし差分作用素の固有函数系として導入されますが,
この集中講義ではHall代数に基づいたアプローチをとります.
講義はRingel-Hall代数の一般論から始め,
古典的Hall代数からHall-Littlewood対称函数の理論の再構成をします.
次に楕円曲線上の連接層の圏に関するまとめをした後で,
この圏から定義されるRingel-Hall代数を調べ,
Macdonald対称函数の理論を再構成します.
5日間の講義で以下の内容を扱う予定です.
成績はレポートで付けます. レポート問題を解いてください.
質問などありましたらメール (yanagida [at] math.nagoya-u.ac.jp) でお願いします.
最終更新: 2018/12/09