ベニスビーチ〜サンタモニカ散歩
この日はのんびりとベニスビーチとサンタモニカビーチを結ぶ 遊歩道を歩く事にしました。バスに乗ってサンタモニカ3rdストリートプロムナード を出発して、メインストリートを歩いてベニスまで向かい、それからビーチに出て 今度はベニスビーチからサンタモニカビーチを結ぶ遊歩道を歩くという計画です。 この日は冬であったにもかかわらず、照りつける太陽のおかげで気温が30度 近くまで上がり、この太陽の光と見渡す限りの砂浜はまさにカリフォルニア のイメージそのものでした。
サンタモニカは観光の街です。夏は勿論ビーチで海水浴が楽しめます。 冬はショッピングでしょうか。サンタモニカのショッピングエリアは、大きく わけで3rdストリートにあるプロムナードとサンタモニカプレイスというショッピングモール一帯とメイン通りに沿った商店街に集まっています。私達はまず このメインストリートを歩く事にしました。この通りには飲食店や衣料品店 などがならんでおり、たいへん活気に富んでいます。この日はファーマーズマーケット (日本で言うと青空市)が開かれていて、多くの人でごったがえしていました。 メインストリートのショッピング街は距離にしてだいたい3キロから4キロぐらい 続きます。折り返しのベニスに近付いた時にはもうランチの時間になっていました。 私達はミーハーな事ですが、ランチをアーノルドシュワルツネッガーの経営する Schatzi on Main でとることにしました。

メインストリート

ベニスビーチの様子。多くの観光客と多くの芸人がここに 集まっていました。 真中に写っているのは回りの夏の空気に馴染んでいない 冬服の日本人−うちの嫁さんです。ちなみにこの写真を撮ったのは2月です。

なぜここにシュワちゃんの店があるかというと、ここベニスビーチには マッスルビーチ と言われる筋肉マニアがこれ みよがしに体を鍛えて、その様子をビーチを行く素人に見せると言うエリア があって、彼がここでトレーニングをしている時に、映画関係者にスカウト されたという経緯があって、いわばこのエリアは彼のホームグラウンドだから です。故郷に錦を飾ってできたお店というわけです。週末のメニューはブランチ メニューしかなくて、だいたいがハンバーガーかサンドウィッチでしたが、 味はよかったです。日本でLAのガイドを買うと必ず紹介される店で 時々本人とも会えると言うプレミアつきなので人気があります。残念ながら 今回は会えませんでした。昼食後メイン通りを離れてビーチへ向かいました。 ビーチには左のようにたくさんの人がおり、活気に溢れていました。 ここに来て、一番感じたのは、えもいわれぬ解放感と怪しげな雰囲気が 漂っていました。浜辺に所狭しと並んでいるのはマッサージからタットゥー、そ れに何やら怪しげな絵描き、自然保護を訴えて動物を見せ物にする輩、気分に まかせて音楽を弾くもの、ガラスの上を歩く芸を見せてお金を貰うもの、 自分の裸を見せてお金を儲けるものまで、とにかくありとあらゆる小芸・ 大芸が見られました。
ベニスビーチの活気溢れたエリアを離れて、今度はサンタモニカビーチ まで歩きました。ビーチの間には遊歩道と自転車道がついています。サンタモニカ ビーチを起点にベニスビーチを越え、総延長は何十キロにも及びます。一日15ドル 前後でレンタル自転車を借りれば、よい観光になります。私達は遊歩道をのんびりと 歩いて帰りました。

ビーチを結ぶ遊歩道


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