geometry ML 参加者の皆様，

重複投稿をお許し下さい。

力学系勉強会「School on Dynamical Systems: Iterated Monodromy Groups」に
ついて、日程や場所など詳細が決まりましたのでお知らせします。今回はゲッチ
ンゲン大学の Laurent Bartholdi 氏による６コマ程度の連続講演を中心に、
iterated monodromy group と呼ばれる無限木上の群作用やその力学系への様々
な応用（複素力学系における twisted rabbit 予想の解決や Shub の拡大的力学
系に関する古典的な結果との関係など）、背景となるリーマン球面上の分岐被覆
に関する Thurston の定理や群の増大度に関する Milnor 予想の解決、などにつ
いて基礎的な部分から解説します。

以下、注意点です。

１、プログラムは詳細が決まり次第、
https://sites.google.com/site/webpageyutakaishii/travel/benkyoukai2015
に掲載します。

２、勉強会中に iterated monodromy group の計算に関するコンピュータ・セッ
ションも予定しているので、ご興味のある方はパソコンもご持参下さい。

３、額に限りがありますが、旅費の補助が可能です。希望をされる方は、１月
２３日（金）まで（締切厳守）に石井に、
(i) 氏名、
(ii) 所属、
(iii) 職位または学年、
(iv) 日程、
(v) 交通手段、
(vi) メールアドレス、
(vii) 学生の場合は指導教員名、
をお知らせ下さい。

４、懇親会を２月１７日（火）の晩に予定しています。参加費は五千円程度で、
学割の設定を考えています。参加を希望される方は、１月２３日（金）までに石
井にご連絡下さい。

特に若手の方や力学系以外の分野の方の参加を歓迎致します。それでは、どうぞ
皆様奮ってご参加下さい。

世話人：
石井 豊、浅岡 正幸


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"School on Dynamical Systems: Iterated Monodromy Groups"


日時：
２月１６日（月）午後１：３０から１９日（木）正午まで
（但し講義の進み具合によっては延長する可能性もあります）

場所：
京都大学理学研究科３号館１１０号室
（アクセス： http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/modules/tinycontent9/ ）

講演者：
Laurent Bartholdi (Gottingen 大学)
宍倉 光広 (京都大学)
浅岡 正幸 (京都大学)
石井 豊 (九州大学)

参考文献：

L.Bartholdi and V.Nekrashevych,
"Thurston equivalence of topological polynomials"
Acta Math. 97 (2006), pp. 1-51.

L. Bartholdi, R. Grigorchuk and V. Nekrashevych,
"From Fractal Groups to Fractal Sets"
Fractals in Graz 2001, Trends in Mathematics 2003, pp. 25-118.
(preprint version: arXiv:0202001)

V. Nekrashevych,
"Self-similar groups"
Mathematical Surveys and Monographs, 117. American Mathematical Society
(2005).


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