Java JSP での CAS の利用法

準備

cas client for JAVA のクラスライブラリ (CAS_Client.tar.gz 内の nucasclient.jar) を, Servlet が load できるように設定してください.
JSP_Sample.tar.gz のファイル構成(及び build.xml)を参考にしてください.

JSP プログラミング

cas client を呼び出して認証を行なうためには, package jp.mynu.cas.client.*を import することが必要です.

JSP の inline JAVA code として以下のものを記述します.

CasClient cas = new CasClient() ;
cas.setServiceURL(CAS_SERVICE_URL) ;
if (!cas.casPerform(request, response)) return ;
Map r = cas.getResult() ;
String xmlResponse = cas.getResponse() ;

このコードは以下のように動作します.

• casPerform の戻り値が FALSE の時
  • 認証を受けていないアクセスの場合には, cas server への redirect が発生し, login 画面が表示される.
  • または, 正規の TICKET をもっていない）アクセスの場合には, cas server への redirect が発生し, 正規の TICKET を取得する.
  • アクセス権の無いユーザのアクセスの場合には, 「アクセス権がない」というページを表示する cas server への redirect が発生する.
• casPerform の戻り値が TRUE の時（認証・アクセス権判定が成功した）
  • Map r には属性名をキーとしてユーザ属性値が格納されています. その Object の型は String です. したがって, r.get("uid") で参照可能です.
  • String xmlResponse には cas server が返した全文字列が格納されています
  • いずれも文字列は UTF-8 で encoding されています.

属性名とその意味

これに関しては こちら を参照してください.

実際の実行例

こちら にアクセスして下さい.

$Id: usage_jsp.html,v 1.3 2005-09-06 12:53:35+09 naito Exp $