チャパティの作り方
チャパティはインドのパンの一種です。
ナンがイースト発酵して難しいのに対して、
チャパティはただ小麦粉を練って、伸して、焼くだけ。
テクニックが少し必要だけど、それさえ覚えれば、とても簡単。
チャパティはナンと比べてとても軽いので、一人当たり10枚は行けます。
材料
  • 全粒小麦粉:適量
  • 普通の薄力粉:適量
  • 水:適量
  • 油(サラダ油、溶かしバター、ギーなど):適量

    作り方
    まず、全粒粉と普通の粉との割合だが、 全粒粉が多くなるほど、味は濃くなるが、固くなる。
    そこで初心者には1:1ぐらいがおすすめ。
    混ぜ合わせた小麦粉に水、油少しを入れて、練る。
    耳たぶの固さより固め程度に練ったら、少し生地を寝かせる
    寝かせた生地をピンポン玉大ぐらいにちぎり、丸めておく。
    打粉をして、丸く1〜2ミリ程度の厚さに均等に伸す。
    油を引いていないフライパンを弱火で熱して、そこに伸した生地をのせ
    両面、水分が飛ぶ程度に焼く。そして、それをコンロの直火(中火〜強火)にのせると
    風船のように膨らんでくる。
    両面を焼き、ある程度焼き色がついたら、皿にのせ、潰して、
    溶かしバターまたはギーをぬって出来上がり。

    うまく膨らませるために
    チャパティはうまく膨らまないと美味しくならない。
    膨らんだチャパティは2枚の薄いパンを重ねた状態になっているのだが、
    膨らまないチャパティは1枚の厚い層が中心に残り、粉っぽくなってしまう。
    膨らませるためには、まず、何故膨らむのかを考えよう。
    フライパンで両面を焼くことにより、表面に膜が出来て中に水分が残るという、
    三層の状態が出来る。この状態で直火にのせると中の水分が一気に蒸発するが、
    表面の膜により水蒸気は外に出れないので、膨らむというわけ。
    そこで必要なテクニックとは、
    丸く均等な厚さに伸す
    -----均等でないと、膨らみムラができてしまいます。あと丸くないとチャパティと呼びません
    両面に作るの層の厚さ、中に残っている水分の量を見極める
    -----これは練習あるのみ。以外と早いタイミングでいいです。
    膨らませる前に表面に穴をあけない
    -----穴を開けると水蒸気が逃げてしまい、うまく膨らまないことがあります