作り方
まず、全粒粉と普通の粉との割合だが、
全粒粉が多くなるほど、味は濃くなるが、固くなる。
そこで初心者には1:1ぐらいがおすすめ。
混ぜ合わせた小麦粉に水、油少しを入れて、練る。
耳たぶの固さより固め程度に練ったら、少し生地を寝かせる
寝かせた生地をピンポン玉大ぐらいにちぎり、丸めておく。
打粉をして、丸く1〜2ミリ程度の厚さに均等に伸す。
油を引いていないフライパンを弱火で熱して、そこに伸した生地をのせ
両面、水分が飛ぶ程度に焼く。そして、それをコンロの直火(中火〜強火)にのせると
風船のように膨らんでくる。
両面を焼き、ある程度焼き色がついたら、皿にのせ、潰して、
溶かしバターまたはギーをぬって出来上がり。
うまく膨らませるために
チャパティはうまく膨らまないと美味しくならない。
膨らんだチャパティは2枚の薄いパンを重ねた状態になっているのだが、
膨らまないチャパティは1枚の厚い層が中心に残り、粉っぽくなってしまう。
膨らませるためには、まず、何故膨らむのかを考えよう。
フライパンで両面を焼くことにより、表面に膜が出来て中に水分が残るという、
三層の状態が出来る。この状態で直火にのせると中の水分が一気に蒸発するが、
表面の膜により水蒸気は外に出れないので、膨らむというわけ。
そこで必要なテクニックとは、
丸く均等な厚さに伸す
-----均等でないと、膨らみムラができてしまいます。あと丸くないとチャパティと呼びません
両面に作るの層の厚さ、中に残っている水分の量を見極める
-----これは練習あるのみ。以外と早いタイミングでいいです。
膨らませる前に表面に穴をあけない
-----穴を開けると水蒸気が逃げてしまい、うまく膨らまないことがあります