名古屋大学理学部数理学科のパンフレット(P15)より

企業の求める数学的資質。
それは、定義する力と機能を表現する力。

 私は今、IT関係の事業企画部門に身を置く一方で、大学生のリクルーティング
も担当しています。現在、企業は数学を専攻した人に2つの能力を期待しています。
1つは定義する力です。これは、将来や目標を見越して今するべきことを決める
能力と言い換えられます。もう1つは、機能を表現する力です。実際、ITシステ
ムを構築することは、コンピュータ・ネットワーク上で業務サービス(機能)を表
現することに他なりません。 こうした能力は、大学で数学を学ぶことで、
潜在的に身につけていくものですが、自分自身で積極的に意識することで、さらに
高めることができます。また、技術進歩が加速し、個々の技術スキルの寿命は
短くなっていますが、数学的資質は一生ものです。 名古屋大学の数理学科
には、世界的に活躍をされる先生方がたくさん揃っています。すばらしい先生方
から直接指導を受けることによって、数学的資質をさらに磨いてほしいですね。

株式会社 日立製作所 古結明男 (平成2年3月卒業)