アブスト: 4次元インスタントンは4次元(反)自己双対方程式を満たす解として定義されるが その高次元版として、4n次元(反)自己双対方程式を満たす解としての (Self-dual typeの)4n次元インスタントンを定義することが出来る。 さて4次元のインスタントンの系統的構成法としてADHM構成法が知られているが、 このような高次元インスタントンのADHM構成法というのは良く分かっていなかった。 本発表では8次元のADHM構成法を具体的に構築し、これを用い8次元インスタントンを 構成することを試みる。またより一般の4n次元のADHM構成法についても言及し、 4次元ADHM構成法との違いについてもみてみたいと思う。 [arXiv:1604.01893 [hep-th]]