超弦理論の散乱振幅は一般には世界面のgravitino背景も考慮に入れた超モジュラ イ空間の上での積分として書き表される。 超弦理論を世界面のgravitino 背景を無視した通常のモジュライ空間上の積分と結びつける際の微妙な点と、問題が回避される具体的な例について説明したい。